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ネパールのお祭り

ネパールは多民族、多宗教、多言語の国で、ネパール人はお祭り好きな国民です。ネパールでは一日で行うお祭りもあれば何日間も続くお祭りがあります。その中で代表的なお祭りをご紹介致します。

ダサイン

毎年10月頃に催行するダサインは、ネパール最大の祭りで全ての民族が祝うヒンズー教の祭りです。日本ではお正月のような祭りです。この祭りは15日間(主に10日間)に渡って祝います。仕事、勉強など様々な職業にかかわっている人もダサインに実家へ帰って家族と一緒に祭りを祝います。ダサインの儀式の大部分は家庭でしめやかに行われるのですが、カトマンズでも地方でも旅行者が見物できるような華やかな行事が催されます。ダサインはドゥルガ女神が牛の姿をした悪魔マヒシャースルとの戦いに勝利したことを祝う祭りのため、ドゥルガ・プジャとも呼ばれます。お祭り期間の初日には、聖なる部屋(食堂)に砂をいれて大麦をまき、毎日水をやり、お祈りをします。毎朝行うこのお祈りは9日間続きます。10日目は女神様からティカ(額に赤いしるしをつける)を頂きます。これでダサインお祭りは終了になります。

ティハル

ティハルはネパール全国で行われる代表的な祭りの一つです。ティハルは光の祭りとして知られ、華やかに5日間に渡り行います。この祭りはヒンズー教徒、仏教徒両方が祝う祭りです。

1日目:カグ・テイハル(カラスの日)

祭りの初日は「カグ・ティハル」でカラスを祈る日です。カラスは閻魔大王の使者として信じられており、電話が無い時代に人々はカラスが鳴くと来客の予告として受け取っていましたので、感謝を込めてカラスを礼拝ます。

2日目:ククル・ティハル(犬の日)

祭りの2日目は犬の日です。犬も閻魔大王の使者として信じられており、人々は日頃から色々な面で犬にお世話になっているから感謝を込めて犬を礼拝します。犬を飼っている人は自分の犬に、犬を飼っていない人々は近くの犬に花輪を掛け、額に赤いティカ(赤い粉を溶いたものを紙の恩恵として額に付ける)を付け、御馳走を食べさせます。犬もこの日にまるで自分の日のように堂々と花輪を掛けられ歩いている光景が見かけられます。

3日目:ラクシュミ・プジャ(吉祥天の女神)

祭りの3日目は、富と繁栄の神様ラクシュミの日です。この日は早朝から自分の家や店や会社などの掃除をし、窓や戸口をマリーゴールドの花輪で飾ります。日が暮れたら家や店や会社などの窓や戸口を電飾やろうそく、灯明で飾り、金庫(お金などを入れるところ)が設置されている場所に女神の写真を飾り、お菓子や果物を供え、ラクシュミ女神をお迎え、富と繁栄を祈ります。このようなことを祭りの最後の日まで行うのでティハルは光りの祭りとも言われています。また女神の象徴である牝牛に花輪を飾り、御馳走を食べさせて礼拝もするのでこの日はガイ・ティハル(牝牛の日)としても知られています。

4日目:ゴバルダン・プジャ&バイ・プジャ

クリシュナ神(ヒンズー教の3大神様のなかの一人ビシュヌ神様の化身)が大雨の時ゴバルダン山を指一本で持ち上げて人々を救いあげたことでゴバルダン山を作って祈りを捧げます。
この日は、ネワール族のお正月で新年を迎えます。夕方はネワール族の家の聖なる場所である食堂の床に曼荼羅を描き、お菓子、果物、花などを供え、家族全員が揃い、目上の順に座り、各自の体の長寿や健康などを祈ります。

5日目:バイ・ティカ(弟を祈る日)

祭りの5日目は兄弟や姉妹にとって大切な日と共に楽しい日です。この日にも食堂の床に曼荼羅を描き、色々なお菓子、果物、花を供えて兄弟の長寿や健康を祈ります。兄弟も姉妹にお土産やお金をプレゼントします。お嫁に行っている女性たちも実家へ戻り、兄弟の長寿や健康を祈ります。兄弟が無い姉妹はカトマンドゥのラニ・ポカリにあるお寺へ行きます。

ガイ・ジャトラ(牛祭り)

毎年8月に行われるガイ・ジャトラとは、過去1年以内に家族や親戚から死者が出た家の子供達が、死者の霊を慰め癒すために行う祭りです。カトマンズ盆地の町々で催されます。牛を飼っている家は牛を引き、牛のいない家は牛をイメージした被り物を着けて、楽団や大勢の家族・友人を従えて町中を巡り歩きます。この祭りはタメルからアサン広場、インドラ・チョークそして旧王宮の辺りを中心に行われます。町の人達は、その子供達にお菓子や飲み物を差し出してお祭りを盛り上げます。

インドラ・ジャトラ(クマリ・ジャトラ)

9月に催行される、インドラ・ジャトラは、カトマンズ市内が一年で一番盛り上がるお祭りです。インドラジャトラ祭とは、一年に一度、金色の山車に乗ったクマリ(生神様の少女)が市街を廻って邪を祓うお祭です。山車はカトマンズの下町等3回牽かれ、祭は10日間続きます。また、山車の通り道にあるいくつかの舞台では、ナラデビナァツ(ナラデビ女神と家族の神々の踊り)、マハンカルナァツ(カリ女神の物語の踊り)などが披露され、カトマンズは活気に満ちあふれます。