ネムルート山の巨石遺跡

紀元前1世紀にこの土地を支配していたコンマゲネ王朝の初代王であったアンティコス1世が死去した際にネムルート山の頂上に墳墓が造営された。東西のテラスに墓を守るためにギリシア、ペルシア、シリアの神々が並んでいます。
地震により石像の首は落下し、テラスに転がった状態になっているが、日の出と日の入り
の時間には太陽の角度によりその表情を変えていく姿が見られ、とても幻想的です。

ハラン

旧約聖書によるとアブラハムが神の啓示をうけユーフラテス川下流のウルという町から
イスラエルに向かう途中、この地に住んでいたと記されている。
人類が共同生活をはじめた最も古い土地のひとつでもあるこの地方の特徴はなんといっても日干しレンガでできたとんがり帽子状の屋根をもつ民家です。
夏涼しく、冬暖かいこの建築様式は内部を見学することも可能ですので、地元の人達との
交流も楽しめます。

ヴァン

アナトリア台地の東部、イランとの国境近くにあるトルコ最大の塩湖がヴァン湖です。
そのほとりにあるのがヴァンの町で、この地も歴史は古く紀元前9〜6世紀に栄えたウラルト王国の首都でありました。その後も数多くの民族の栄枯盛衰を経て、現在に至っています。ヴァン城のテラスから臨むヴァン湖に沈む夕日は一見の価値ありです。

アクダマール島

アクダマールシマはヴァン湖に浮かぶ小さな島で、10世紀に建てられたアルメニア教会
が有名です。特に外壁にはアダムとイヴから始まる聖書の物語が美しいレリーフで表現されており、とても1000年以上前のものとは思えません。
現在修復が進められており内部の見学はできませんが、2006年の観光シーズンにあわせ作業中です。

イサクパシャ宮殿

イランとの国境に程近いドゥバヤジットの山腹に建つ17世紀にこの地を治めたクルド人
イサクパシャによって99年の歳月をかけて造営された宮殿です。
この宮殿の建築様式はセルジュク、オスマン、グルジア、アルメニアの様式の混合で、
往時の華やかさを物語っています。

アニ遺跡

10世紀アルメニア王アショット3世がカルスからアニに遷都し急速に栄え、またシルクロードの中継地としても栄えた古い町です。
アルメニアはエチオピアなどとならび世界でももっとも古くキリスト教を受け入れた国の
一つでその面影が建物の随所に現われています。最近まで自由に訪れることが難しかったため内部の保存状態はきわめて良好です。
小さな川が遺跡の東側を流れていますが、この川が国境線であり対岸はアルメニアです。